私だけが知っている、君の秘密


「玲夜」

珀翔が睨む。

玲夜は肩をすくめた。

「冗談じゃん」

私は書類を机に置く。

その時だった。

「そういえば」

伊織が顔を上げる。

「珀翔、昨日大丈夫だった?」

私は思わず反応する。

昨日。

停電のことだ。

珀翔は少しだけ眉をひそめた。

「別に」

「いや別にじゃないでしょ」

玲夜が割り込む。

「また発作出たんだろ?」