私だけが知っている、君の秘密


教室の隅の方で珀翔は床に座り込んでいた。

肩が震えていて呼吸も苦しそう。こんな珀翔は見た事がない。


「はっ……」

「っ……」

私はとりあえず珀翔の前にしゃがみ込む。

どうしよう。

どうしたらいい。

なんでこんなことになったのか理由は分からないけど今苦しんでるのだけは分かる。

私に出来ることを今はしなくちゃ!


「大丈夫だから」


私は必死に声をかける。

「私いるから」

でも。

珀翔の呼吸は戻らない。