私だけが知っている、君の秘密


放課後になりみんなが帰って日直の私達だけが残った。

黒板を消したり机を整えたり日直の仕事は思ったより多い。

「これ運ぶ」

珀翔がプリントの束を一人で持ち上げる。急いで私も駆け寄って持とうとする。

「私も持つ」

「いい」

「でも重そう」

「重くない」

すごい珀翔くんって頑固なんだなと私はクスっと少し笑った。

そしたら珀翔が不思議そうな顔で私を見てくる。

「何」

「いや」

私は首を振る。

「前より話してくれるなって」