私だけが知っている、君の秘密


珀翔が顔を上げる。

少し驚いた顔。

「起きてたの?」

私が聞く。

珀翔は小さく頷いた。

「眠れない」

珍しかった。

本当に珍しかった。

私は飲み物を取り出し。

そのまま珀翔の隣へ座る。

夜中のリビング。

二人だけの静かな時間だった。