私だけが知っている、君の秘密


生徒会メンバーでのお泊まり会。

ゲームをして。

映画を見て。

夜遅くまで騒いで。

気付けば日付も変わっていた。

玲夜はソファで寝ている。

伊織は毛布に包まっている。

朔斗も珍しく熟睡していた。

リビングには静かな寝息だけが響いていた。

私も客室で寝ていたはずだった。

でも。

なぜか目が覚めてしまった。

喉が渇いた。

私は静かに部屋を出る。

みんなを起こさないように。

そっとリビングへ向かった。

すると。

ソファに一人だけ起きている人がいた。

「珀翔くん?」