私だけが知っている、君の秘密


楽しかった修学旅行も終わり。

帰りの新幹線。

私は窓側の席に座っていた。

隣はもちろん珀翔。

行きと同じだった。

「眠い」

私が呟く。

珀翔も頷く。

「俺も」

二人とも寝不足だった。

出発してしばらく。

車内は静かになっていく。

私は景色を眺めていた。

その時。

肩に重みを感じる。

振り返る。

珀翔だった。

また寝ている。

私は思わず笑った。

「まただ」