私だけが知っている、君の秘密


しばらくやり取りが続く。

何でもない会話。

でも。

すごく楽しかった。

『もう寝ろ』

最後に珀翔が送ってくる。

『珀翔くんもね』

送る。

既読。

そして。

『おやすみ』

私は少しだけ目を見開く。

付き合ってから初めてだった。

胸が温かくなる。

『おやすみ』

送信する。

その夜は。

少しだけ幸せな気持ちで眠れた。