私だけが知っている、君の秘密


「えっ?」

私は黒板を見上げた。

日直当番表。

そこには。

『天音うるあ』

『白石珀翔』

並んだ名前。

「最悪」

後ろから声が聞こえて振り返ると珀翔だった。
私と同じ日直なの嫌ってこと?

私は思わず頬を膨らませる。

「ひどい」

「聞こえてたのか」

「聞こえるよ」

珀翔は少しだけ気まずそうな顔をした。