珀翔は真っ直ぐ私の前で止まった。 グラウンド中の視線が集まる。 私は固まっていた。 「珀翔くん……?」 珀翔は何も言わない。 ただ。 借り物カードを私へ向けた。 そこに書かれていた文字を見て。 私は息を呑む。 『今一番隣にいたい人』 会場が爆発した。 「うおおおおお!!」 「やば!!」 「青春だろ!!」 顔が熱い。 熱すぎる。