私だけが知っている、君の秘密


珀翔は数秒だけ迷った。

でも。

次の瞬間。

真っ直ぐ走り出す。

向かう先は。

私だった。

会場が大歓声に包まれる。

玲夜も。

伊織も。

朔斗も固まる。

そして。

私自身も。

胸の鼓動が止まらなかった。