私だけが知っている、君の秘密


体育祭前日。

学校中が慌ただしかった。

私は実行委員として最後の確認をしている。

「借り物競走よし」

「障害物競走よし」

「応援席よし」

一つずつ確認する。

すると。

後ろから声がした。

「頑張りすぎ」

振り返る。

珀翔だった。

私は思わず笑う。

「言われた」