私だけが知っている、君の秘密


会議が終わる頃には外は暗くなっていた。

私は資料を抱えながら歩いている。

すると。

隣に人影が並んだ。

珀翔だった。

「送る」

短い言葉。

私は目を丸くする。

「え?」

「遅いから」

それだけ。

でも。

断る理由なんてなかった。