私は目をぱちぱちさせる。 珀翔も固まっていた。 距離が近い。 近すぎる。 「ご、ごめん!」 慌てて離れる。 珀翔も少し視線を逸らした。 「前見ろ」 小さな声。 でも。 耳が少し赤かった。 「うん……」 なぜか私まで顔が熱くなる。