私だけが知っている、君の秘密


その日の帰り道。

私は一人で歩いていた。

体育祭。

実行委員。

そして。

珀翔の言葉。

『一人じゃ不安だろ』

思い出すだけで。

少しだけ顔が熱くなる。

最近おかしい。

珀翔のことを考える時間が増えている。

放っておけない。

傍にいたい。

でも。

それが何なのか。

まだはっきりとは分からなかった。