私だけが知っている、君の秘密


日曜日。

駅前。

私は待ち合わせ場所に立っていた。

玲夜に誘われた買い物。

そのはずだった。

「おはよ」

玲夜が手を振る。

私は笑顔で返した。

「おはよう」

でも。

その直後だった。

「待った?」

伊織が現れる。

「え?」

私は固まった。

玲夜も固まった。

「なんでいるの?」

玲夜が聞く。

「誘われたから」

伊織が答える。

絶対嘘だった。