私だけが知っている、君の秘密


玲夜は遠くを見る。

うるあは迷わなかった。

真っ先に珀翔を追いかけた。

その姿が頭から離れない。

「そんなに心配だったのか」

誰に言うでもなく呟く。

胸の奥がざわついた。

面白くない。

理由なんて分からない。

でも。

面白くなかった。