私だけが知っている、君の秘密


「やっぱり珀翔だ」

男子が笑う。

懐かしそうに。

まるで昔の友達に再会したみたいに。

でも。

珀翔は何も言わなかった。

ただ。

固まっている。

「久しぶり」

男子は一歩近付く。

その瞬間。

珀翔の肩が小さく震えた。

私は息を呑む。

この反応。

知っている。

発作が起きる前と同じだった。