私だけが知っている、君の秘密


静寂。

数秒。

誰も答えなかった。

「なんだその反応」

玲夜が吹き出す。

「急に何だ」

珀翔が眉をひそめた。

「別に」

玲夜は笑う。

「ちょっと気になっただけ」

絶対嘘だった。

伊織もそう思ったらしい。

「気になっただけでそんなこと聞くか?」

「聞くだろ」

「聞かない」

即答だった。