私だけが知っている、君の秘密


その日。

うるあが帰った後の生徒会室。

珍しく全員残っていた。

仕事は終わっている。

なのに誰も帰ろうとしない。

不思議な空気だった。

「なあ」

玲夜が口を開く。

珀翔が顔を上げる。

伊織も見る。

朔斗は資料から目を離した。

「お前らさ」

玲夜が頬杖をつく。

「うるあのことどう思ってんの?」