私だけが知っている、君の秘密


私は席へ座る。

その時だった。

「昨日」

珀翔が突然口を開いた。

「朔斗と一緒だった?」

私は目を丸くする。

「え?」

「帰り」

そう言われて思い出す。

昨日のこと。

廊下で話したこと。

「あ、うん」

私は頷いた。