私だけが知っている、君の秘密


「お前今日なんかあった?」

今度は伊織が聞く。

玲夜は椅子に座りながら肩を竦めた。

「別に?」

その顔が怪しい。

絶対何かある。

「別にじゃないだろ」

珀翔が言う。

「朝からずっとニヤニヤしてる」

「してねぇよ」

「してる」

即答だった。

生徒会室に笑いが広がる。