私だけが知っている、君の秘密


話を聞いているうちに分かった。

謝りたかったんじゃない。

玲夜に会いたかったんじゃない。

利用したかっただけだ。

「玲夜って顔広いでしょ?」

「紹介してほしい人がいるの」

私は拳を握る。

「お願い」

美羽は笑った。

昔と同じように。

玲夜なら断れないと思っている顔で。