私だけが知っている、君の秘密


「へぇ」

珀翔が言う。

「何だよ」

玲夜も負けない。

二人の間に火花が見える気がした。

私は助けを求めるように伊織を見る。

でも。

伊織は面白そうに見ているだけだった。

ひどい。

その時だった。

「玲夜」

朔斗が口を開く。

全員が振り返る。