私だけが知っている、君の秘密


玲夜は空を見上げた。

「だせぇよな」

苦笑する。

「中学の話だぞ?」

「今でも引きずってる」

その笑顔は寂しかった。

私は首を振る。

「ださくない」

玲夜が少しだけ目を見開く。

「本気で好きだったんでしょ?」

静かな声で言う。

玲夜は何も答えなかった。

それが答えだった。