「隣いい?」 私が聞く。 玲夜は肩を竦めた。 「好きにすれば」 私はベンチへ座る。 少しだけ沈黙が流れた。 夜風が気持ちいい。 でも。 どこか苦しかった。 「聞いた?」 玲夜が突然言う。 私は小さく頷いた。