私だけが知っている、君の秘密


数秒。

沈黙。

そして。

伊織は小さく笑った。

「話したよ」

玲夜達が固まる。

私も固まる。

「少しだけ」

伊織は椅子へ座る。

その顔はどこか穏やかだった。

今まで見たことがないくらい。