「珀翔くん」 私が呼ぶ。 「ん?」 「話してくれてありがとう」 足が止まる。 珀翔は少し驚いた顔をした。 そして。 視線を逸らす。 「別に」 いつもの返事。 だけど。 耳が少し赤かった。 私は思わず笑った。