私だけが知っている、君の秘密


倉庫を出た頃には。

外はすっかり暗くなっていた。

「遅くなったな」

珀翔が言う。

私は頷いた。

「うん」

二人で寮へ向かう。

いつもなら気まずい沈黙。

でも今日は違った。

不思議と居心地が良かった。