私だけが知っている、君の秘密


「俺を閉じ込めたことも」

「助けを求めてたことも」

「全部」

倉庫に沈黙が落ちた。

珀翔は俯いたまま続ける。

「親友だと思ってたのは俺だけだった」

その言葉が胸に刺さる。

「なんでそんなことしたんだろうな」

珀翔が呟く。

「今でも分からない」

その声は。

怒りよりも。

悲しみに近かった。