私だけが知っている、君の秘密


「そのうち暗くなって」

珀翔の拳が震える。

「本当に怖くなった」

私は何も言えなかった。

想像しただけで苦しい。

真っ暗な倉庫。

たった一人。

誰も来ない。

「助けてって叫んだ」

「何回も」

「喉が潰れるくらい」

珀翔は自嘲するように笑った。

「情けないよな」