私だけが知っている、君の秘密


珀翔の顔色が真っ青だった。

血の気が引いている。

呼吸もおかしい。

肩が大きく上下していた。

「珀翔くん?」

返事がない。

ただ。

閉まった扉を見つめている。

「珀翔くん!」

私は慌てて駆け寄った。

すると。

珀翔の身体が小さく震えていることに気付く。