放課後。 私は一人で校舎裏を歩いていた。 すると。 ベンチに座る人影が見える。 珀翔だった。 本を読んでいる。 「珀翔くん」 声をかける。 珀翔が顔を上げた。 「どうした」 私は少し迷う。 でも。 なぜか話したくなった。