私だけが知っている、君の秘密


文化祭終了後。

校内は後片付けで慌ただしかった。

私は一人で歩いていた。

その時だった。

「天音さん!」

後ろから声がする。

振り返る。

昨日の男子生徒だった。

私は足を止める。

男子は緊張していた。

顔も真っ赤だ。

「話って……」

私は静かに聞く。