私だけが知っている、君の秘密


「うるあミスコン出るんだって?」

玲夜の一言で。

教室が静まり返った。

私は机に突っ伏す。

「出ない」

「出るらしいぞ」

珀翔がさらっと言う。

「出ない」

「出るよ」

今度は伊織。

「伊織くんまで!?」

私は顔を上げた。

三人とも笑っている。

朔斗だけは黙っていた。