私だけが知っている、君の秘密


玲夜の動きが止まる。

数秒。

沈黙が流れた。

そして。

苦笑する。

「いきなりだな」

「ごめん」

私が謝ると。

玲夜は小さく息を吐いた。

「苦手っていうか」

缶ジュースを見つめる。

「信じ方が分からなくなっただけ」

私は黙っていた。

聞いてほしそうだったから。