文化祭準備も終盤に入っていた。 放課後。 私は装飾班の確認表を持って校舎内を歩いていた。 その時だった。 廊下の向こうが騒がしい。 「玲夜くん!」 「これ受け取って!」 「文化祭一緒に回ろ!」 聞き慣れた声。 私は思わず足を止める。 玲夜は今日も女子達に囲まれていた。