私だけが知っている、君の秘密


私は恥ずかしくて朔斗を見れなかった。

でも。

気になってしまう。

そっと視線を向ける。

すると。

朔斗は何事もなかったように席へ向かっていた。

やっぱり気にしてないのかな。

そう思った時だった。

「仕事するぞ」

朔斗が言う。

いつも通りの声。

だけど。

耳が少し赤い気がした。

気のせいだろうか。