私だけが知っている、君の秘密


その時だった。

ガラッ。

生徒会室のドアが開く。

朔斗だった。

部屋の空気が少し変わる。

すると。

玲夜がニヤッと笑った。

「会長」

「何だ」

「うるあに心配されてたぞ」

一瞬だった。

朔斗の動きが止まる。

私は顔が熱くなる。

「玲夜くん!!」

叫ぶ私を見て。

玲夜は大笑いした。

でも。

その奥で。

珀翔と伊織が小さく笑っているのを私は見逃さなかった。