私だけが知っている、君の秘密


「何て言われた?」

今度は珀翔だった。

私は少し迷う。

でも隠すことじゃない。

「一人で抱え込まなくていいって言った」

その瞬間。

玲夜が天井を見上げた。

「あー……」

伊織も苦笑する。

珀翔は小さくため息を吐いた。

なんだろう。

みんな予想していたみたいだ。