私だけが知っている、君の秘密


その日の帰り道。

私はずっと考えていた。

朔斗の言葉。

『俺しかいない』

あれはきっと。

思いつきじゃない。

ずっと抱えてきた言葉だ。

だからこそ苦しかった。

「はぁ……」

小さくため息を吐く。

その時だった。

校舎の二階に灯りが見える。

私は足を止めた。

まただ。

生徒会室。