私だけが知っている、君の秘密


「俺しかいないんだから」

朔斗の言葉が生徒会室に響く。

誰も何も言わなかった。

玲夜も。

伊織も。

珀翔も。

みんな苦しそうな顔をしている。

私は胸がざわついた。

どうしてそんな顔をするんだろう。

どうして誰も否定しないんだろう。