私だけが知っている、君の秘密


「……知らなくていい」

朔斗の言葉が頭に残った。

私はそれ以上聞けなかった。

聞いてはいけない気がしたから。

だけど。

気にならないわけじゃない。

大企業の名前。

苦しそうな表情。

帰らない理由。

全部が繋がっている気がした。