私だけが知っている、君の秘密


「うるあ」

顔を上げる。

そこにいたのは朔斗だった。

私は目を丸くする。

「朔斗くん?」

「まだ帰ってなかったのか」

「仕事終わらなくて」

私が苦笑すると。

朔斗は机の資料を見る。

そして。

何も言わず隣の席に座った。