私だけが知っている、君の秘密


倉庫から戻った後。

文化祭準備は順調に進んでいた。

「これ終わったー!」

玲夜が机に突っ伏す。

「まだ半分」

朔斗が即答した。

「鬼かよ」

「会長だからな」

珀翔がさらっと言う。

伊織が吹き出した。

私は思わず笑ってしまう。

最近。

このやり取りを見るのが好きだった。