私だけが知っている、君の秘密


買い物は意外と順調だった。

……玲夜が余計な物をカゴに入れるまでは。

「何それ」

私はカゴを覗く。

ハート柄のシール。

玲夜は真顔だった。

「必要」

「絶対いらない」

「いる」

「いらない」

すると。

珀翔が無言で棚に戻した。

玲夜が叫ぶ。

「裏切り者!」

生徒会メンバーが笑った。