その時だった。 「玲夜くん!」 女子生徒が駆け寄ってくる。 手には可愛く包装された箱。 私は何となく察した。 告白だ。 周りもざわつき始める。 玲夜は困ったように笑った。 女子は勇気を振り絞るように言う。 「好きです!」 空気が張り詰めた。