文化祭準備も少しずつ本格的になってきた。 放課後。 私は備品リストを確認しながら廊下を歩いていた。 その時だった。 前方から聞き慣れた声がする。 「玲夜くん!」 女子生徒だった。 私は思わず足を止める。 玲夜は壁にもたれながら笑っている。 相変わらず人気者だ。