私だけが知っている、君の秘密


文化祭まで残り三週間。

放課後の生徒会室は今日も慌ただしかった。

「うるあー!」

玲夜が机に突っ伏したまま叫ぶ。

「助けて」

「嫌」

即答。

玲夜が大袈裟に胸を押さえた。

「最近冷たくない!?」

「最初からだよ」

伊織が笑う。

生徒会室に笑いが広がった。