私だけが知っている、君の秘密


その時だった。

ガタン。

大きな音がした。

全員が振り返る。

音のした場所には珀翔がいた。

文化祭の資料が入った段ボールを持っている。

「重そう」

思わず立ち上がる。

「手伝う」

そう言って近付いた瞬間だった。

「いい」

珀翔が即答する。

私は固まる。

少しだけショックだった。