私だけが知っている、君の秘密


放課後。

文化祭の説明を聞くために生徒会室へ向かう。

ドアを開けた瞬間。

「え?」

思わず声が出た。

そこには。

玲夜。

珀翔。

朔斗。

伊織。

生徒会四人全員が揃っていた。

玲夜がニヤッと笑う。

「ようこそ」

伊織が優しく笑う。

「実行委員さん」

そして。

朔斗が資料を机に置いた。

「文化祭まで忙しくなるぞ」

私はまだ知らなかった。

この文化祭が。

みんなの秘密に少しずつ触れていくことになるなんて。